すべての群れの客である

大地から5センチくらい浮きながら文章を書くよ!

文學界の三次選考までいったよ!やっぴー!

(この記事はやっぴーと思った日からだいぶ日がたっております)

タイトル大丈夫か? やっぴーということはないんじゃないか、他になにかなかったのか。でも私の打てる手はやっぴーとわーいしかないので。わーいはつかい過ぎてバイト先の人に「わいわい」って呼ばれてるのでレアっぽい感じをかもしだすためにやっぴーにしたのです。

さて、ここ数日だったか数週間だったか忘れましたが、いやちょとまってその前にその前の段階を話しますけれども、去年の秋? え、そんな前から振り返る? まぁいいか、字数稼ぎのためにそっから振り返りますけれども、そして振り返るとなると何も思い出せないのですけれども。

純文学の賞に出してみよう、と思ったのでした。

どうしてそう思ったのか、今から思い出す作業をしたいと思いますが、あれはたしか、二年前? たぶん二年とか、一年とか、そのどっちかかと思いますが、カクヨムの小説出版できるかもよ大会に出した風俗嬢の話がみなさまのおかげで読者選考を突破したのはいいけれど、そのあとの選考で箸にも棒にもひっかかりませんで、私はもうぜったい100万円もらえるものだと思っていたため、人生設計がマジで狂ったのであります。まぁこれは毎回。

正直にいうと、私と致しましてはめちゃくちゃ最高におもしろいものが書けてしまった! と思っていましたので、こんなにおもしろいものが落ちるということは、もしかしたらおもしろくない可能性があるのかもしれない、いやでも私はおもしろいから、という様ないつものルーティーンに入りまして、もうこれはループとかではなくルーティーンなのでいっそのことVlogで毎日そのことを記録してもいいんですが今のところ顔出しNGなのでそれはしないこととして、まぁまぁ、結局最後にはいつも、いやいやそんなはずはないだってこんなにも私はおもしろいのに! という気持ちになることが多いのですが、そしてその時も納得がいかず最初から全部書き直して、どこだったかな、なんかどっかのエンタメの賞に自信満々に送ったんですよね。小説現代だったかな? そしたらやっぱりいつもの通り一次選考も通りませんでしたので、なるほど、つまり私の書いたものは一次選考に通らなかったのだな! というただの事実の確認に五週間くらいかかりました。

五週間というのは漢詩的誇張なのですが、実際の体感では理解するまで180週くらいかかっておりまして、へー、そうなんだ、ふーん。というような何も進んでいない相槌を自分に打つこと5億回を繰り返し繰り返しまして、繰り返し続けた結果、これはさすがにやばいのでは? もう打つ手がないのでは? と思ったのであります。しかし実はここまでが私の創作ルーティーンなのでやはりいつの日かVlogするとして、それはそれとしてルーティーンだからってつらくないわけではなくすごくつらい。

さてさて、それで、もういつもと同じことをしてもしょうがねぇなこりゃ! と思いまして、純文学の賞にだしてみたら? というようなことをいつか言ってもらったことを思い出し、なるほどね、と思い純文学に出すことにきめたのでした。で、そのときに一番近い締切がたぶん文學界だったのでしょうたぶん。いや、もしかしたら色々吟味したのかもしれませんが、すべからく忘れました。

私は基本的に死んだ人の本と海外の人の本と京極夏彦しか読んでないので、文學界の受賞作品なども読んだことがなく、とりあえず何作か読みまして、ごく自然ななりゆきとして「純文学ってなに?」という哲学的煩悶に至ったのでありました。

というのも私の記憶が正しければ今までエンタメの賞にしか応募したことがなく、その理由の半分は賞金がたくさんもらえるから、ということなのですけれども、もう半分はなんかわからんけど私が書いているんだから純文学ではないだろう、というような自信があったからなのです。

で、いざ書こうと思ってみてもその純文学ってなに?というのがひっかかりパソコンに向かって「は!?!?」と言いじっと画面を見る、もしくは「純文学 定義」「純文学 どういう 賞」「純文学 絶対ちがう」などと検索しては謎が深まり、もうよくわかんねーのでとりあえず、筋を考えずに楽しく文章を書けばいいんじゃね? と思って書いたのでした。

で、私はこの記事を書くことによって、何も考えずに送ったら三次までいっちゃいました☆ というような天才感をかもしだしたいのであって、これからもがんばりますというような殊勝な気持ちは三分の一程度しかないのである。

だってそうなりたかったんだ。文章読本とか読んだことないし構成とかよくわからないけど好き勝手に文章書いたら認められちゃいました的な。そんな人間に私はなりたい。この部分で私に勝てる部分があるとすれば人とくらべて小説をあまり読んでいないという部分だけれど、それはどちらかというとマイナスであろう。やっぱり小説をたくさん読んでいるから何も考えてなくてもいい感じの文章が書けるんだね、という方向でやっていきたいけれど私には本当に小説を読む能力がない。

そんなこんなで、この記事の目的を晒すことでこの記事の目的が達成できなかったわけだけれど、きっと忘れてしまう私のためにどういう話を書いたのかを言ってみよう。

https://kakuyomu.jp/works/16816452219071557604

落ちたので即カクヨムちゃんにあげたよん。

純文学も書いたことがないし、くわえて私は短編もカクヨムに登録するまで書いたことがなかったので、これくらいの長さのものを書くことの難しさを知った。そしてもしかしたら私は長編ではなく短編に向いているのかもしれないとも思った。

なんでしょう、個人的な話をしますけれども、というかずっと個人的な話ですけれども、私は割と構成というものをめっっためたによく考える方で、考える方ではあっても思考の能力がおいつかなくて結局わけわからんちんになってしまうことが多く、いつも本当に苦しい、とても苦しい気持ちでやっとるわけですけれども、短編だとそれがいらないというか、いらなくはないけど、自分の思考の届く範囲でいけるというか、そんな気がした。

これを書くにあたり、というか前回の風俗の話が落ちてからこっちずっと、超スーパーウルトラ大面白漫画『ワールドトリガー』の「不利な部分では戦わない、有利な部分で勝負する」という台詞だったかモノローグだったかをノートに大きく貼り付けてやっていて、しかしまぁ自分の有利と不利というはよくわからん、そこがわかるから強いんだな、ワールドトリガーのみんなは、ということを考えました。こういう時チーム戦じゃないとつらいよね。一人で答えなんか出ないので。

で、たぶん私は面白い話が好きだけれど、それは私の有利な部分ではたぶんない。というかおそらくフォーマットが違う。少なくとも小説では違うのではないか、と思った。つまりそこが不利な部分でもあると考えたわけです。つまり?

つまりなんだったっけ? そうだ。つまり、エンタメきゃっきゃで万人に受けるハッピーな話で戦おうとするのは、不利な部分で勝負しているということになるのではないか、と思ったのだ。いやあ! やりたいけどね! 超やりたいけどね! でもまぁ、仕方ない、これは十五年挑戦してきて無理だったのだから、他の方法でいくしかない。

で、有利という部分だと自分では思いつかないので、みなさんに言ってもらったコメントを考えてみると、不条理っぽい? ちょっと不気味? こわい? みたいなようなことと、ドライブ感? みたいなことと、あとマジックリアリズムっぽい? みたいなようなことと。

自分で羅列するのだいぶウッって感じなんですが、なぜなら私は調子に乗りたくないからで、自己批判? ていうんですか、なんだっけこういうの総括? いやぜったい違うな。まぁなんでもいいですが、自分を冷静に分析している自分というのはなかなか耐え難い。でもやる。やろう。

評判ということで言うと、いつだか書いた『水母の骨』という小説に対して人様から初めて講評をもらったやつがあるんですけれども。いちおう貼っておこうかな。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890449319

これを私はかなり元気にいい感じにすべて丸く収まったぜ! と思ってたんですが、ちょっとよくわからない、というようなコメントがあり、モヤっとしててややぶっ飛んでいる、というようなコメントもありまして、その発想がなかったのでめちゃくちゃ驚いたのが結構強く記憶に残っておりまして、つまりそのあたりに何かのヒントがあるのでは? と思ったのでした。

まぁ答えは出てないんですけど、ただこれを推してくれた方は確実にいるわけで、方向としてこっちなんじゃないか? こっちってどっちだ?
というようなことを考えに考えた。答えはでなかったけれど、そういえばこれは何も考えずに好き勝手書いたので、そっちの方がいいのではないか、というようなことを考えた。

これ、誰かここまで読んでいる方がいるのかしら? 興味ないこと山のごとしなんじゃないか? と思わなくもないけれども未来の私のために語るね。よく聞いてね。

なんでしたっけ? ああ、そうだ有利と不利の話ね。結局よくわからなかったのですが、ともかく今までやっていた、構成に何ヶ月もかけて結局考えきれずに書き始めて最後の章書くのに二ヶ月かかって、全部どっちらけるみたいなやり方をやめて、とりあえず考えずに書こう、というのを目標にした。あと直さない、これがかなり強めの目標でして、だから私はそれを守って書いてほしい。10文字中9文字を治す癖をやめて欲しい。直しすぎなんだ、お前は文章を直しすぎなんだ、だから先に進まないんだ、一発目以上の文章が出ることなんてないんだからもうとりあえず先に進んでほしいでも無理なんだろうな、直しちゃうんだろうな、病的になおしてしまうんだろうな、でもやめて、ほんとうに。

で、そうそう、文學界に出した小説の話でした。

移民の話、というより、もう移民を大量に受け入れるしか日本が生き残るすべはなくないか? というような発想がややあり、これはたぶん宮崎さんが半藤さんと対談していたときの思想のような気がするのですが、私は日本大好きピープルでたぶんこの国から出ることは一生ないですが、飛行機乗れないし、それはそれとしても、この国で子供産むのはいや過ぎる、という気持ちもまーまーあり、というか女が子供を産むの嫌すぎる、いやそれは別の問題、、、というようなことをよく自転車に乗っているときに考えていて。

で、移民を受け入れまくって、もともとの国の人間がいなくなったとき、その国はその国でいられるのか、というような命題についてもよく考えていたのであります。むろん答えはでていないのですが。

でも漠然と、崩れはするけど国としての性質はどこかに残るだろう、だってこの土地がこの国の人間の文化を生んだのだから、というようなことを考え、今回このお話を書いたのでした。

https://kakuyomu.jp/works/16816452219071557604

いやこれさっき貼ったな???

あと、これプラス、以前葬式の話を書こうと思っていたときに葬式のことをたくさん調べていて(その話はまだ書けていない)その時に葬式でストリップをする文化があるというのと仕入れ、なるほどな、ということを思い、移民✕ストリップという話にしようと思ったのでした。

プラス、私はどうしても一人だけの視点の話が嫌いで、嫌いというか、飽きちゃうので、まぁもうひとつ視点をいれたかった。でどうしよー? と思っていたころに大面白出版社国書刊行会の『アルゼンチン短篇集 (バベルの図書館 20) 』を読みましてその中のルゴーネスの「イスール」を読みまして、大変に感銘を受けましてつまり猿だな! と思い、猿だそう、と考えたのでした。ノートがあったのでせっかくなのでのせてみようね。

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基本的に漢字からお話を考えるので、今回は「服」という言葉をよく考えていたようだ。そういえば服従って服って字が入っているな、というような流れで移民とつながったと思われる。最初は『服事』というタイトルだったけれど、民をつけたくて民を付けたと思われる。あ、そうだそうだ、で漢字辞書調べてたら「氓」っていう字が移民という意味らしいということを知って、なるほどね、亡くなる民ね! というようなことを思ったのだった。

で、タイトル決まったから書き始めた。勇気をだして構成をせずに書いた。そして今回は純文学なので原稿用紙に手書きで書いた。途中で「え? 手が痛いんですけど?」と思ってパソコンになおした。でも最初を手書きで書くというのはすごくいいということを学んだ。手書きとパソコンは完全に別物だものね。

で、やっぱり途中で方向がわからなくなって、うーん、となってとっちらかった思考をまとめたものが残っていたのでせっかくなのでのせる。

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ちいちゃくて見えないな? ごめんな。とりあえず答えはでなかったようだ。そのあとどうやって書いたのか覚えていない。当初の予定だと、服を拾うという仕事に従事していた猿が河原で死んでいるのを発見した主人公が覚醒して突然踊りだす、という話だったような気がするけれど、意味がわからないので今のほうがいいな。

こうして思い返してみると、もうちょっとやりようがあったのではないか? とくにラストあたはもうちょっと膨らませてもよかったのではないか、あるいはもうちょっと舞台が日本だということを出してみるべきだったのではないか、もうちょっと思考を進めてから書くべきだったのではないか、と思わないこともないけれど、楽しかったのでいっかー! って感じ。

それに三次まで残ったもんね! 初登場三次は結構がんばったんじゃない? もはや初登場という体でいきますけど。今まで公募に落ち続けたのをノーカンにして始めて公募だしましたみたいな感じでこれからはやっていきたい。だって純文学は初めてだから平気です。そんでもう天才ということで、ここはどうかひとつ。そして私は賞金が欲しい。社会的地位が欲しい。何者かになりたい。

結局なんかよくわからない話をこんなに長く書いてしまったけれども、私の健忘録なのでこれでいいよね。わかんない。なにかいいこと書いてあるかなつって読んでくれた人には申し訳ない。よかったら落ちたやつだけど見てみてね♡ って感じ。

ところでまたうちにねずみが入ったんですよ。本当に辛い。本当につらいんだ。眠りたいんだ私は本当に眠りたいのです。ねむれないのです。まじうるさいげっ歯類本当にきらい。

そんなこんなでまた書きます! 一時解散!!!